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14.脳中心部の目玉焼き

一日休んだ私は、次の日は会社へ行くことにしました。
通勤途中、助手席にエミの気配を感じ、
いままでのことが嘘のように、対話することができました。
エミはどうやら私と一つになりたいそうです。
(すべてにおいていえることですが、
 YES/NOの会話の仕方の都合上、
 私が「こうかもしれない」、と想像した域を出ないのですが)

存在意義の無くなったタルパは、主人に取り込まれて
一つに戻ることもある、とネットのどこかで見たことがありました。
エミがそう望むならいいよ、と私は言いました。


通勤途中でまた気分が悪くなって、
車をコンビニの駐車場に入れて休むことにしました。
会社にはその旨を電話で伝えました。

車のシートで少し寝ようとすると、
頭の中に、真っ白に近い灰色のイメージが広がりました
やがて、その一面灰色の景色の中に、丸をふにゃふにゃの形の線で囲んだ、
目玉焼きのような、顕微鏡で見たアメーバのような、そんな模様が浮かび上がり、
瞬間、頭の中心がビクッと衝撃をうけました。

それから、
丸の中に∞の形をした短い針金のような曲線が入った形が浮かび上がりました。
これは右耳の奥に位置しており、
丁度以前エミの声らしきものが聞こえていた部位のようでした。


その後、意識が沈んでいきました。
ここで寝ることで、エミは私と一つになるのだと思いました。

灰色の景色はなくなって、黒い景色になりました。
「自分の意識を眠らせる」と念じました。
それから、なんとなくそうしなければならないような気がして
「エミの意識を眠らせる」と念じました。
ずると、その瞬間、首を絞められるような感覚がして、驚いて目を覚ましました。

意味がわかりませんでした。
が、ちょっとだけ、
自分だけが眠ってしまったら、二度と戻れないかのような、
自分が無意識の一部になって、タルパに取って代わられようとしているかのような、
そんな気がしました。

その後、まだ調子が悪かったので寝続けていましたが、
今度は自分の体の断面図のような絵が浮かび上がりました。

何かの拍子に、その断面の体に血のような赤色を満たすイメージをすると、
不思議なことに、途端に体の調子が良くなりました。

とりあえず、調子はよくなったので、会社へ向かうことにしました。



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