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17.光の目のサイン2

次の日、絶望的なことが起こりました。
気づいたら、視界を漂っていただけの光の目のサインが
恐ろしいパワーアップを果たしてしまいました。

今、試しに目を閉じてみて下さい。
普通はただ暗闇が広がり、安らぎを得られることと思います。
それはとても幸福なことなんです。

当時の私には安らぎがありませんでした。
光の目が視界をただようことはなくなったのですが、
目を閉じた時の、暗闇のスクリーン上に、
四六時中2つ並んだ目の形の光のフラッシュが、
パッパッパッパッと高速で連続照射される状態になっていました。

・・・信じられますか?どういう病気のどういう症状なのか、
まったく理解を超えていましたが、毎秒3~4回、
ずーーーっと情け容赦なく照射され続けます。

また、目を開けている時は、
視界のあらゆる場所に白い半透明色の目(これは2つ並んではいない)の形が見え、
その目から光の波動がこちらに向かって放射されているように見えました。
壁にも天井にも見えるし、
遠くの景色の空や山には超巨大な目がついていました。

これらの症状は絶え間なく起こっていました。

そして、その幻視も十分恐ろしいのですが、
何が一番辛いかというと、この光の影響で脳が強制的に
激しく緊張したような状態になり、全く眠れなくなってしまったのです。

特に右脳の方が緊張が激しく、
私はタルパが暴走して、こちらの体調おかまいなしに
脳を勝手に酷使していっているのだと思いました。

夜寝ようとすると、意識がなくなる少し前の地点で止まってしまい、
目のサインはなくなるかわりに、モノクロの背景で何かうっとおしい、
得体の知れない景色、上手く説明できませんが、
例えば目の前で何かよくしなる棒の先に紐がついたような
モノが激しく左右に揺れたりして、
安らぎを阻害する状態を体験する羽目になりました。
何者かの「悪意」が働いているとしか思えないような嫌らしさでした。
そしてそのまま、意識がなくなることがないまま
次の日を迎えるのです。
全く眠れないなんてことは、人生で初めてでした。

眠過ぎて寝る以外の何をする気も起こりません。
しかし、脳は眠ることを許してくれないのです。
とんでもない苦痛です。

ちなみに、目のサインのパワーアップはこれで終わりではありませんでした。
後々の話になりますが、目がいやらしく笑うようにアニメーションしたり、
多数の目が回転しながら迫ってきたり、
明らかに露骨な悪意を感じざるを得ないような形態に進化していきました。
また、そのうちトンネルの中を進むような景色になったり、
光でできた太いワイヤーの束のようなものが
ギュルギュルと回転し続けるのを見せられるアニメーションになったりしました。

実際にそういう目に遭いながらも、
そういうことが起こっている、ということを信じられませんでした。
こんな病気は聞いたこともないし、社会復帰は一生無理とも思いました。

この世には触れてはならない領域が存在し、
それに足を踏み入れてしまった結果、
両親からもらった健康な体と魂を傷つけ、
狂わせてしまったのだ、と絶望しました。


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