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92.FT自作

私はファーレントゥーガが好きで、
ファーレントゥーガで実現してみたいゲームバランスがあったから改造に興味を持ったわけで、
別に脳内妄想を具現化したものをひけらかすことは第一義ではなかった
(そもそも公開するかどうかも決めていなかった)つもりですが、
せっかくなので、キャラクターなんかにもこだわりを持って創りました。
様々なゲームをプレイし、また、私なりに数多くのキャラクターを見てきたという自負がありましたし、
そういう経験から、キャラクター達一人一人のコンセプトが浮かび上がっていきました。

制作の根底には、中高生の頃の私の中二病な感性へのアンチテーゼが含まれていました。
ただし、単に否定で終わるのではなく、
中二病が見落としがちな素晴らしいことや、大切なこともある、と思うのです。
逆に小学生的なセンスは重視するところがありました。

ファーレントゥーガはゲームの性質上、
RPGなんかより非常にたくさんの名ありキャラを配置する下地があります。
私のシナリオは15陣営でしたが、各陣営に数人の名ありキャラを作るので
数十人は必要になります。
必要な画像はキャラの顔の絵とユニットアイコン、マップで、
ユニットアイコンはほとんどをフリー素材からありがたく借りましたが、
顔絵とマップは自作しました。
この時以前に少年ジャンプの感想のホームページを作っていたことがあり、
掲示板のアイコン用に少しばかり絵を描いた経験があったので、
ヘタクソで非常に時間もかかりましたが、なんとか顔絵はオリジナルのものを作りました。

私がこだわったことの一つは、なるべくバリエーション豊かないろいろなキャラを作り、
一人一人になるべく明確な個性を持たせることです。
いろんなキャラがいてこそ、それぞれの個性が映えると思います。
少なくとも同じ顔の奴は二人以上いらん!と思っていたので、
いくつもの異なる外見のキャラを描く必要があり、結構大変でした。

中高生の頃の私は、ほっといたら何の変哲もない美形・美少女ばかり量産する傾向があったので、
個性に気を付け過ぎるぐらいで丁度いいと思いました。
「こせいの ないやつは いきていく かちか゛ない」ぐらいのつもりでした。


ストーリー、世界観は、そんなものはクソ・喰らえというところからスタートしました。
そんなもん素人がいきなり気取って作っても高が知れてるし、
「こういうのは話とか設定から考えたら大抵つまらんよね」と思っていたので。
メイン悪役陣営を作り、「悪い奴がいるからぶっ殺してこい!」というシンプルなものにしました。
どちらかというと、表現したいキャラが先にあって、
そのキャラが世界を形成していったように思います。
そもそもファーレントゥーガは、RPGなどと比べても、
長々と文章を語るのに適しているとは思いませんでした。

設定を詰め込むことより、キャッチーである事の方が大事と考え、
難解な固有名詞などはなるべく減らしました。
よくある○○暦××年みたいなのはいらないし、
舞台となる大陸や国の名前すら設定していませんでした。
キャラのアイデンティティなども、デフォルトシナリオで網羅されていないものに関しては、
魔女・妖精・ガンマン・猛獣使いといった、
特別な予備知識が必要ない、誰でもイメージがつくものをなるべく選びました。

ほとんどのキャラは新規に考えましたが、
幾人かは過去の自作キャラを投入しました。
私の自己理想投影先であったジェネルは、全く別の性格でヘタレな脇役として登場させました。
これが昔の自分の感性に対する回答だったのだ。
プリマも登場しました。が、組ませたキャラとの兼ね合いでちょっと違う性格になりました。
彼女にとっては黒歴史ですね。
RPGツクールで生まれたラスティとA-BOYは、名を変えて陣営のマスター、
要するに15人の主役の一角として登場させました。

また、重要視したこととして「価値を一点に収束させない」ことが挙げられます。
ゲームバランス上で15陣営のうちで、あまり明らかな強豪を作らないこともそうですが、
「ルックスが良くて強くて人格も立派で心の通じ合う恋人も居て、他のキャラはみんな引き立て役で」
みたいな恵まれすぎたキャラを作らないようにしました。
あいつはスゴイがこいつも別の要素で凄い!みたいなのがたくさんあるのがいいのです。

これは以前好きだったサガフロンティアというゲームの影響もあります。
サガフロンティアは、7人の主人公が居て、舞台となる世界は同一ですが、
全く別のストーリーで、ラスボスもそれぞれ別個に存在します。
なんでもかんでも世界中を駆け回って戦う救世主と、世界を滅ぼそうとするラスボスの二極構造に
終始する必要はないよね、ということは、サガフロンティアから学びました。


このように、私なりにいろいろ考えて作っていましたが、
当時は作品で表現されているモノが全て、という考えで、
あまりそういう考えは外部に漏らしませんでした。


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